新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』ヒロイン声優に原菜乃華を抜てき | ニコニコニュース
【画像】すずめの旅を読み解くキーワード
原は、6月まで放送された『ナンバMG5』(カンテレ・フジテレビ)で間宮祥太朗演じる主人公・難破剛の妹・吟子を演じていた若手女優。東京都出身で、子役としても活躍。ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ)、『ナイト・ドクター』(フジテレビ)、映画『胸が鳴るのは君のせい』『罪の声』などにも出演。アニメ声優は初挑戦となる。
原が演じる、主人公・鈴芽は、九州の静かな町で、叔母と二人で暮らす17歳の女子高校生。広大な廃墟の中、幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見る少女で、今作はそんなすずめが日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく、すずめの解放と成長を描いた現代の冒険物語。
以前から大好きだったという新海監督から直接、最終選考と称したサプライズという形ですずめ役に決定したことを告げられた原は、号泣しながらも「頑張ります!」と力強く宣言。「中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感が湧きません」と戸惑いを感じつつも、「不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています」と、喜びの気持ちと抱負を語っている。
1700人を超えるオーディション参加者の全ての声を聴き、すずめの声を自ら探し出した新海監督は「感情と声の距離が、誰よりも近い。それが原菜乃華さんの稀有な才能だと思います。分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません」と、期待を寄せている。
■原菜乃華(岩戸鈴芽 役)のコメント(全文)
いまもまだ夢なんじゃないかと気持ちが落ち着きません。中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感が湧きません。でも何か物凄い事が動き始めたような感覚に、今は目の前がキラキラ輝いています。
『すずめの戸締まり』は、今の世の中で少しずつ薄れてしまった、人と人とのつながりや温かさ、本当に大切なものに気づかせてくれる物語だと思います。映画館を出た時、目に映る全てが前より鮮明に輝くような、自分の周りの人達も、自分の事も、大切にしたいと思えるような素敵な作品です。
新海監督作品の大ファンであるが故に、不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています。
(出典 news.nicovideo.jp)
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