政府、『東京リベンジャーズ』とコラボ 新成人に動画で「成年年齢引下げ」のエールと注意喚起 | ニコニコニュース


 内閣府は7日、4月1日に成年年齢を20歳から18歳に引き下げる内容を含んだ「民法の一部を改正する法律」が施行されることから、成年年齢引下げによる変更点の周知や消費者トラブルなどへの注意喚起を行うため、大人気アニメ東京リベンジャーズ』(公式略称:東リベ)とコラボした政府広報キャンペーンをスタートさせた。 成年年齢の引下げは、若者の自己決定権を尊重し、積極的な社会参加の促進を期待するものであり、同法の施行により18歳になれば親の同意を得ずに一人で契約を締結することができるようになり、親権にも服さなくなる。

【動画】東京リベンジャーズ・マイキーが新成人に「大人になんのひよってるやついる?」

 この法施行に伴い内閣府は、新成人に向け“未来は、新しい可能性に満ちている”というエールを届けるとともに、成年年齢引下げによる変更点の周知や消費者トラブルなどへの注意喚起を行うため、「18解禁 新成人たちよ、未来をつくれ。」をメッセージとした、アニメ東京リベンジャーズ』とのキャンペーンを開始。同作のキャラクターが登場するテレビCMWEB動画などが公開される。 タイアップの背景は、同作が主人公・タケミチがかつての恋人を救うため、過去と現在を行き来するタイムリープを繰り返すストーリーであり、そのタイムリープは彼女を救うという目的のみならず、「自分の大切な人々を救う」という、より大きな目的へと発展していく物語であることから、作品を通じて新成人を迎える若年層に向け“未来は、新しい可能性に満ちている”ことを呼びかける目的がある。同時に、大人になるという自覚を持ちつつ、積極的に社会へ参加してほしいという期待とエールを込めている。

 タイアップでは、アニメ映像に、それぞれのキャラクターの声優陣が新たなセリフを収録したオリジナル動画に。成年年齢引下げの意義や注意点を印象的に訴えかける内容となっている。また、キービジュアルでは、タケミチ・マイキー・三ツ谷・千冬の4人が紋付羽織袴姿で登場し、ヒナタは振袖を着用。未来に向けての決意や力強さを感じさせるオリジナルの新規描き下ろしビジュアルになっている。 また、12日発売号から4週連続で『週刊少年マガジン』の表2枠に同作のキャラクターが登場。前向きな決意やエールとともに、「成年年齢引下げの意義」や「契約等の注意点」など、新成人に向けて各キャラクターからのメッセージが掲載される。

政府と『東京リベンジャーズ』がコラボ (C)和久井健・講談社/アニメ 「東京リベンジャーズ」製作委員会


(出典 news.nicovideo.jp)